2024年度新卒採用の会社説明がオープンになりました。
もう来年の・・・と思いますが組織の成長と変革を担う大切な人財を確保する一大イベントです。
採用面接の準備もそろそろ始めないとですね。
で、今日は採用面接の話題です。
採用面接の際、応募者の方から
「御社で成長する人の特徴は?」とか
「どういう人が御社で活躍されていますか?」
という質問が何度かありました。
どう答えようかと考えたのですが、世間一般的にも馴染みが深く、かつ、組織で共通的な基礎能力モデルになりうる
「社会人基礎力」を紹介しました。
ご存知の方は多いかも知れませんが、これは経済産業省が提唱している
・前に踏み出す力(Action)
・考え抜く力(Thinking)
・チームで働く力(Teamwork)
の3つの基礎的な能力と、そこに連なる12の能力要素から構成されているモデルです。
コンピュータに例えると多彩な機能を持つアプリケーションソフトウェアの土台となるOS(オペレーティングシステム)部分になりますね。
この土台がしっかりしていれば専門的なスキルを積上げることが容易になるという考え方です。
今更ながらですが、
この12の能力要素の内、半分の6つがチームで働く力に当てられています。
・チームで働く力=発信力/傾聴力/柔軟性/情況把握力/規律性/ストレスコントロール
それだけチームで働くということは多くの能力が必要で難しいことなのかも知れません。
また、よく見ると、情況把握力は「状況」ではなく「情況」という文字が使われており、内面的な状況までを深く把握するという意図も感じます。
また「傾聴力」はカウンセリング技術の中でも重要でかつ奥が深いスキルです。
個人だけでは成しえない、チームで生み出せる大きな成果や喜びは、その難しさを乗り越えた先にあるようにも思えます。
ちなみに他の6つはこうなっています。
・前に踏み出す力=自主性/働きかけ力/実行力
・考え抜く力=課題発見力/計画力/創造力
「考え抜く力」に含まれる「課題発見力」や「計画力」は学習や訓練により比較的スキルアップし易いように思えます。
問題解決の手法やフレームワーク、計画立案メソッドやツールも多く出回っていますのでスキル習得の手段も見えやすい。
一方で「前に踏み出す力」は、個人の心の持ち様やマインドセットに影響されることもありそうで、モチベーションをどう維持するか、ポジティブ思考をどう育むか等、難しいテーマでもあります。
これには心理学的なアプローチも有効だと感じますが、それはまた別の機会に。
なお、この社会人基礎力は進化しており「人生100年時代の社会人基礎力」という視点も加わっております。
ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力として、
リフレクション(振り返り)によって自己でキャリアを切り開く新たな3要素が出てきていますね。
・目的:自己実現や社会貢献に向けて行動する
・学び:学び続けることを学ぶ
・統合:多様な体験・経験、能力、キャリアを組み合わせ、統合する
いずれにしましても、自分自身のキャリアを時々振り返り、自己理解を深めることがより重要になっているようです。
興味のある方は、以下経済産業省のホームページをご覧ください。
https://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/
以上です。
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