階段モデル

今年から社会人となった皆さんはそろそろ新入社員研修が佳境にはいってきた人も多いのではないでしょうか?

今回は何か新しいことを始める時の取り組み方についてのお話です。

あなたは現状からありたい姿に向かってスキルを獲得したい時にどんな形で取組みますか?

そんな時にお薦めしたいのは「階段モデル」のイメージを使った取組み方法です。

ありたい姿に向かって歩み始める時にまず検討することは、現状とありたい姿とのギャップを洗い出し、やるべきこと=課題を列挙することが一般的ですよね。

しかし、ただ単に取り組み課題やテーマを列挙するだけでは、なかなか行動に繋げることは難しいです。

また、余りに高い壁や課題を設定してしまうと登る気力も起きないことがありますね。

その様なスキルアップを確実なものにするためには「時間軸」への展開、言い換えるとテーマや課題の「優先度決め」が不可欠です。

イメージとしてはこんな感じです。

その目指す姿で獲得したいスキルの基礎やベースとなるテーマから順番に取り組んで、それができたら次の階段となるテーマに取り組む。

そう、階段を一歩一歩登っていくようなイメージですね。

これにはテーマ(課題)を自然に昇れる 階段 に整理することが重要です。

取り組み易いテーマやかっこいい聞こえが良いテーマだからといって取組み始めると…

こんなアクロバティックな階段になってしまい頂上に上り詰める前に力尽きてしまいますよね。

どんな順序で取り組むかが、途中で挫折しないで確実に成長するためのカギなのです。

野球を例にすると、強打者になるための練習として、フリーバッティングがカッコいいし楽しそうだからといってそこからスタートしても普通の人は打てるようにはなりません。

①まず、素振りをしてキチンとバットを振れるようにする→これが階段モデルの一番底辺となるテーマになります

②次にトスバッティングでボールを芯に当てるためのバットコントロールを身に着ける

③ティーバッティングでフルスイングしてもボールが芯にあたるようにする

④ハーフバッティングで人の投げたボールをキチンと打てる

⑤ここで初めて投手が本気で投げたボールを打つフリーバッティングができるになる

こんな階段モデルが想像できますね。

さらにこの階段モデルが秀逸なのは、⑤のフリーバッティングができるようになっても、①~④の練習と強化はやらなければならないということです。

一番底辺の①素振りがもっと強化できれば必然的に②以降も強化されるのです。

そうは言っても、なかなかこの優先度を決めるのが難しいのは事実です。時間があれば、まず自分の考えた順序で試してみて試行錯誤しながら最適な階段を作っていくことは良い勉強ではあるのですが、さすがに効率は悪いです。

あまり自分で悩み過ぎないで先人や先輩たちに聞いたり、うまくゴールまでたどり着いた人のまねをするのが良いでしょう。その道の良い書籍やハウツー本からのヒントも有効です。

このモデルを使って「毎日学習、毎日成長」というキャッチフレーズで社員教育を行っているところもあります。

最後に言い忘れましたが、このモデルはバイクで有名な米国のハーレーダビッドソン社でも活用されたと聞きました。

このお話が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

以上です。

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